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退職前のボーナスはもらえる?支給日に在籍が条件のときの退職日と、減額されたときの考え方【2026年】

退職前のボーナスはもらえる?支給日に在籍が条件のときの退職日と、減額されたときの考え方【2026年】

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読者

ボーナスをもらってから辞めたいです。先に退職を伝えたら、もらえなくなりますか。

ゆうき

厚生労働省の案内を読んで、もらえる条件と、確かめる順番を整理しました。

この記事でわかること
  • ボーナスがもらえるかを決めるものと、支給日に在籍していないときの扱い
  • ボーナスをもらってから辞めるときの、退職日の考え方
  • 退職を伝えたあとに減額されたときの考え方と、相談先

結論:退職前のボーナスは、もらえる?

ボーナスは、法律で払うよう決められたものではありません。会社の就業規則などの決まりで、もらえる条件が決まります。

  • 「支給日に在籍している人だけに支給する」という決まりは、判例で有効とされています
  • 退職日が支給日より前だと、その回はもらえないことがあります

まず、自分の会社の賞与の条文で、支給日と在籍の条件を確かめます。

目次

退職するとボーナスはもらえない?まず、決まりのもとを確かめる

ボーナスは法律で払うよう決められたものではなく、算定基準が決まっていれば請求でき、支給日の在籍を条件にする決まりも判例で有効とされている

賞与(ボーナス)しょうよ

月々の給与とは別に、会社が決めた時期に支払うお金のことです。

支払うかどうかは、会社の決まりによります。

要点
  • 賞与は、労働基準法で設けるよう決められたものではない
  • 算定基準や支給額が決まっていれば、請求できる権利が生まれる
  • 支給日や基準日に在籍する人だけに支給する扱いは、有効とされている

厚生労働省の案内では、賞与の請求権は、会社の決定や労使の合意・慣行などで、算定基準が定まって初めて生まれます。

つまり、退職するからといって一律にもらえなくなるわけではありません。

かといって、全員がもらえるものでもありません。

決め手は、あなたの会社の就業規則や賃金規程の、賞与の条文です。

ゆうき

「在籍している人に」と書かれているかどうかが、分かれ目なのですね。

支給日に在籍していないと、ボーナスはもらえない?

支給日に在籍する者に支給する決まりの会社では、支給日より前に退職すると受給権がなく、支給日以降の退職なら対象になりうる
在籍の条件の要点
  • 「支給日に在籍している人に支給する」と決まっている会社がある
  • その決まりのもとでは、支給日より前に退職した人は受給権がない(判例)
  • 在籍の条件がない会社は、賞与の条文の支給条件で判断する

厚生労働省が載せている大和銀行事件では、支給日に在籍する人に賞与を支給する決まりがありました。

支給日より前に退職した人について、最高裁は受給権がないとしました。

決まりの内容にも合理性がある、という判断でした。

在籍の条件が書かれていない会社もあります。

その場合は、賞与の条文の支給条件で判断します。

退職日と支給日の関係(当サイトの整理)

支給日が12月10日・退職日が12月5日支給日に在籍していないので、在籍の条件がある会社では対象外になりうる
支給日が12月10日・退職日が12月31日支給日に在籍しているので、対象になりうる

出典:厚生労働省 賞与不払い(2026年11月1日確認)の判示をもとに作成。日付は例です

ゆうき

退職日を、支給日の前後のどちらにするかが大事なのですね。

ボーナスをもらってから辞めるには、退職日をどう決める?

ボーナスをもらってから辞めるには、賞与の条文を探し、支給日や基準日を確かめ、退職日を支給日の後にしてから退職を伝える
退職日の考え方
  • 賞与の条文で、支給日と在籍の条件を先に確かめる
  • 退職日を支給日より後にすれば、支給日に在籍していることになる
  • 有給休暇を消化している間も、退職日までは会社に在籍している

在籍の条件がある会社では、退職日を支給日より後にします。

有給休暇を消化する場合も、退職日までは在籍しています(当サイトの整理)。

支給日が有給消化の期間に入っていても、退職日が支給日より後なら、在籍していることになります。

有給消化の考え方は退職時の有給消化とは?にまとめています。

退職を伝える時期は退職は何日前に言えばいい?で確かめられます。

退職日を決める前に

  • △ 賞与の条文に「基準日」がある会社は、基準日の在籍も確かめる
  • △ 支給額が査定期間の勤務で決まる会社は、査定の定めも読む
  • △ 支給日が決まっていない会社は、人事に支給予定を聞く

厚生労働省の案内(2026年11月1日確認)をもとに整理しました。

ゆうき

退職日を決める前に、賞与の条文を読むのが先ですね。

退職を伝えたら、ボーナスを減らされた。それは問題ない?

退職を伝えてボーナスを減らすと言われたとき、支給時期と金額が規程で定まっていれば減額は原則、本人の同意が要る
減額の要点
  • 支給時期・金額が規程などで定まっているなら、減額は労働条件の変更にあたる
  • その場合、原則として個々の労働者の同意がなければ有効とされない
  • 査定の定めがあり、適正な査定による減額なら、問題ないと思われる

大阪労働局の案内では、賞与の支給時期や金額が規程で定められている場合、減額は労働条件の変更にあたります。

原則として、本人の同意がなければ変更は有効とされません。

一方、査定を経て支給額を決める定めがあり、適正な査定による減額なら、問題ないと思われるとも案内されています。

退職を伝えたことだけを理由に減らされたかは、条文と査定の記録で確かめることになります。

労働基準法違反の可能性があるときは、会社の所在地の労働基準監督署に相談できます(大阪労働局)。

ゆうき

納得できないときは、一人で抱えず、窓口に聞けるのですね。

退職前のボーナスで気をつけたいこと

窓ぎわに並んだ誰もいない机と椅子
  • 賞与は会社の決まりで決まる。条文を読む前に、退職日を決めない
  • 口頭の約束だけで進めず、支給の条件は書面や規程で確かめる
  • 退職を伝える前に、退職後のお金の手続きも合わせて確かめる

退職後のお金は、退職金の税金や退職後の健康保険にもまとめています。

有給が余るときは退職時の有給は買い取ってもらえる?も参考になります。

切り出し方に迷うときは退職の切り出し方もご覧ください。

この記事は一般的な制度の説明で、個別の事情への法律上の助言ではありません。

退職前のボーナスでよくある質問

白い板に書かれた疑問符

退職を伝えると、ボーナスはもらえなくなりますか?

一律にもらえなくなるわけではありません。会社の賞与の条文で決まります。支給日に在籍する人に支給する決まりなら、支給日より前の退職は対象外になりえます(厚生労働省)。

ボーナスをもらってから辞めるには?

賞与の条文で支給日と在籍の条件を確かめ、退職日を支給日より後にします。

有給消化中でも、ボーナスはもらえますか?

退職日までは在籍しているので、退職日が支給日より後なら、在籍の条件は満たします(当サイトの整理)。条文は念のため確かめます。

ボーナスを減額されたら、どうしますか?

支給時期と金額が規程で定まっているなら、原則、本人の同意がなければ減額は有効とされません。労働基準監督署に相談できます(大阪労働局)。

ボーナスは法律で決まっていますか?

労働基準法で設けるよう決められたものではありません。算定基準が定まっていれば請求権が生まれます(厚生労働省)。

【まとめ】賞与の条文と、支給日の前後を確かめてから退職日を決める

机の上に置かれた白い封筒と鉛筆
退職を伝える前に、賞与の条文、支給日と在籍の条件、査定期間と減額の定め、退職日と支給日の前後、相談先を確かめる

退職前のボーナスは、会社の賞与の条文と、支給日に在籍しているかで決まります。

退職日を支給日より後にできるかを、先に確かめます。

減額や不支給に納得できないときは、労働基準監督署などの窓口に聞けます。

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しごとの下調べの、ほかのカテゴリー

※制度は2026年11月1日に、厚生労働省「確かめよう労働条件」の賞与不払いの裁判例の案内と、大阪労働局のよくあるご質問(賃金・退職金・賞与関係)で確認しました。退職日と支給日の例は当サイトの整理で、日付は例です。個別の事情は、会社の担当部署や労働基準監督署でご確認ください。

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この記事を書いた人

ゆうきです。20代後半の会社員で、いまの仕事を続けるか、別の道に進むかを考えるなかで、転職エージェントやスクール、退職代行を調べはじめました。申し込んだあとに「こんなはずでは」とならないよう、料金や運営元、やめ方まで、公式サイトの記載をひとつずつ読んで確かめています。分からなかったことは、分からないままに書きます。同じように迷っている方の、最初の下調べの助けになればうれしいです。

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