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リスキリング補助(経産省)とは?対象者と補助額【2026年】

リスキリング補助(経産省)とは?対象者と補助額【2026年】

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経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の対象者と補助額、公募の状況を、事業の公式サイトで確かめてまとめました。ITスクールの「最大70%補助」と書かれた案内の、もとになっている制度です。

リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業経済産業省の補助事業

在職者が転職に向けて学ぶとき、受講費用の負担が、スクールなどを通じて軽くなる国の事業のこと。

お金は本人ではなく、スクールなどの補助事業者に支給される仕組みです。

先に結論

使えるのは、サービスへの登録時と初回面談時に在職中で、転職を目指している方です。70%の補助は、転職して1年働いたあとまで含めた最大の割合です。

◎ この記事が合う方
いま会社に勤めながら、転職に向けて学びたい方
△ 別の制度が先になる方
すでに離職している方(この事業の対象外です。厚生労働省の教育訓練給付金のほうを確かめます)
目次

■リスキリング補助とは:3つのサービスがひとまとまり

この事業では、補助事業者(スクールなど)が、次の3つを一体で提供します。公式には、キャリア相談と転職支援は無料と書かれています。

受けられるサービスの流れ

1

キャリア相談

キャリアコンサルタントなどと、これまでの経験の棚卸しや目標の設定をする(無料)

›

2

リスキリング講座

相談の結果をふまえて、講座を受講する(受講費用が軽くなる)

›

3

転職支援

転職に向けた伴走支援や、職業紹介を受ける(無料)

※出典:「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の事業サイト(転職をご検討の方)。

■いくら補助されるか:2段階の割合

【料金・基本情報】

① 講座を修了した場合受講費用(税別)の1/2に相当する額(上限40万円)
② 転職して、1年間就業を続けた場合追加で、受講費用(税別)の1/5に相当する額(上限16万円)
合わせて最大で70%(上限は合計56万円)。補助は補助事業者に支給され、受講者はその分が軽くなった価格で受講する

※金額の基準は「税別」の受講費用です。税込の金額に70%を掛けても、公式の「実質」とは合いません。各社で受講料や軽くなる金額は異なります(事業サイトに明記)。

この制度で、つまずきやすいところ

  • △ 対象は在職者です。サービスへの登録時と初回面談時に在職中である必要があります(雇用主の変更を伴う転職を目指す方)
  • △ 追加の20%は、「転職」の定義を満たし、1年間就業を続けてはじめて対象です。修了した時点で戻るのは50%までです
  • △ ここでいう「転職」は、補助事業での職業紹介による転職か、転職支援を行う職業紹介事業者が自社で雇用する転職に限られます。自分で見つけた転職先は、対象にならない可能性があります
  • △ 講座によっては、事前の知識が求められます。各事業者の案内で確かめる必要があります

補助額や条件は、事業者ごとに異なります。申し込む前に、各事業者の案内で確かめてください。

■いつまで使えるのか:公募の状況

事業の公式サイトでは、補助事業者を募る公募は、六次公募が令和7年9月16日(正午)で終了したと案内されています。七次公募の実施は未定です(2026年10月4日時点)。すでに事業を始めている事業者の講座は、引き続き案内されていますが、講座の受付がいつまで続くかは、事業サイトでは確認できませんでした。

また、補助事業者の検索ページの情報は2026年8月時点のもので、事業を始めたすべての事業者が検索できる状態ではないと、同じページに書かれています。

■実際の例で見る:忍者CODEの場合

例の出典について

忍者CODEの受講料(448,000円・税込)は同社の公式サイトで2026年9月22日に確かめた金額です。補助の割合は事業サイトの数字を使い、金額は当サイトの計算です。

転職支援プランJavaコースを、補助を受けて受講した場合

前提受講料448,000円(税込)。税別では約407,273円。在職中に登録し、転職を目指す場合
修了した時点1/2相当の203,636円が軽くなる。実質244,364円
転職して1年就業追加の1/5相当81,455円も軽くなる。実質162,909円

出典:忍者CODE公式サイト(2026年9月22日確認)・リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業の事業サイト。金額は当サイトの計算

ゆうき

ゆうき

「実質◯円」の表示は、どの段階の金額なのかを見るのがコツです。修了した時点と、転職して1年たったあとでは、実質の金額が変わります。

■申し込む前に確かめる項目

この補助を使いたいときの確認

1

在職中のうちに登録するか

登録時と初回面談時に在職者であることが条件。先に退職すると対象外になる

2

補助事業者の一覧で、事業を始めているかを見る

事業サイトの「事業開始事業者一覧」と、検索ページの情報の日付を確かめる

3

「転職」の定義を事業者に聞く

自分で見つけた転職先が対象になるかは、事業者ごとの案内で確かめる

4

受講の期限を聞く

修了できる期限は事業サイトに書かれていないため、スクールの案内で確かめる

在職中であることが条件なので、辞める前に確かめておくと選べる道が広がります。

  • ✔ 登録は、在職中のうちに
  • ✔ 70%は「転職して1年就業」までの最大の割合と知っておく

■関連する用語

あわせて知っておきたい言葉

補助事業者国から補助を受けて、キャリア相談・講座・転職支援を一体で提供する事業者。スクールや人材会社が応募している
リスキリング新しい仕事で必要になる知識や技能を、学び直して身につけること
教育訓練給付金厚生労働省の別の制度。指定講座を修了すると本人に給付される。雇用保険の加入期間が条件

■リスキリング補助についてよくある質問

Q. 補助金は、自分の口座に振り込まれますか?

A. いいえ。公式には、補助の直接の対象は個人ではなく補助事業者で、受講者は負担が軽くなった価格で受講すると書かれています。

Q. 辞めてから申し込んでも使えますか?

A. 使えません。サービスへの登録時とキャリア相談の初回面談時に在職者である必要があります。離職後は、厚生労働省の教育訓練給付金を確かめます。

Q. 教育訓練給付金と同時に使えますか?

A. 制度が別なので、組み合わせられるかは、スクールの案内で確かめる必要があります。公式の事業サイトには書かれていません。

Q. どのような講座が対象ですか?

A. 公式には、プログラミングやWebデザインなどのデジタル分野のほか、医療・介護・福祉・保育の分野の講座も含まれると案内されています。

■【まとめ】在職中に、補助事業者の案内を確かめる

リスキリング補助は、在職者が転職に向けて学ぶときに、受講費用が軽くなる国の事業です。最大70%は、修了と、転職後1年の就業まで進んだ場合の割合です。公募の状況と、使える期間は事業者ごとに違うため、申し込む前に、各事業者の案内で確かめてください。

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※この記事の制度の内容は、2026年10月4日に「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の事業サイト(転職をご検討の方・補助事業者を探す・申請をご検討の事業者)で確認したものです。制度は変わることがあるため、最新の内容は事業サイトと各事業者でご確認ください。

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この記事を書いた人

ゆうきです。20代後半の会社員で、いまの仕事を続けるか、別の道に進むかを考えるなかで、転職エージェントやスクール、退職代行を調べはじめました。申し込んだあとに「こんなはずでは」とならないよう、料金や運営元、やめ方まで、公式サイトの記載をひとつずつ読んで確かめています。分からなかったことは、分からないままに書きます。同じように迷っている方の、最初の下調べの助けになればうれしいです。

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